『黒島』はじめての女子離島ひとり旅/準備編
どんなひとり旅も同じですが、旅には”準備”が必要!(当たり前ですね・笑)。
さっそくですが、行き方の前に、簡単に旅の準備の再確認です。
- 旅の時期の検討▶決定
- 移動手段の検討▶決定▶手配
- 宿泊場所の検討▶決定▶手配
- 旅先での過ごし方(行きたい場所&お店)の検討(検討だけでひとり旅なら事前の決定は不要!)
- 旅の荷物の準備(離島はちょっと準備がいるのです)
この記事では、初めての沖縄・離島(今回は石垣島から簡単に行ける離島『黒島(くろしま)』へ行きたいと思った場合の最初の準備の3つについて書いています。
- 旅の時期の検討
- 移動手段の検討
- 宿泊場所の検討
この3つについて、詳しく説明(検討のポイントとコツの紹介)をしていきます!(^^)/
▽『黒島(くろしま)』の魅力が知りたい人は、まずはこちらから♪▽
▽『黒島』の数少ないお店:6店舗の全部紹介はこちらから♪
①<旅の時期を決める> ‐旅の時期を決める為の基本情報-
”旅する季節”を決めるためには、『黒島』がどんな場所にあってどんな気候なのか知る必要があります。
最初に簡単な『黒島』の基本情報を説明します。
『黒島』ってどこにあるの?
『黒島(くろしま)』は、八重山諸島にある、石垣島から気軽に行ける離島(船で25−30分)のひとつです。
八重山諸島の石垣島から行ける離島は『黒島』以外は、有名な『竹富島(たけとみじま)』や『西表島(いりおもてじま)』、有人最南端の『波照間島(はてるまじま)』、『小浜島(こはまじま)』、『鳩間島(はとまじま)』があります。
『黒島』は、上の赤いしるしのある島で、『石垣島』(右の大きな島)と『西表島』(左の大きな島)のちょうど間らへんの、南の方にあります。
黒島とは・・・
黒島(くろしま)は、沖縄県の八重山諸島にある島である。沖縄県八重山郡竹富町に属する。
石垣島から南南西17kmにあり、西表島との間に位置する。
牛の牧畜が盛んで「牛の島」として知られる。また、島の形がハート型であることから、「ハートアイランド」とも呼ばれる
(Wikipediaより)
google MAPで見ると、ほぼ台湾と同じ緯度!
その位置からもわかる通り、沖縄以上に熱帯の暑い地域です。
石垣島とほぼ同じ気温&気候と思って問題ありません。
MAPの通り、沖縄本島よりもかなり南に位置しています。間違いなく南国です。
『黒島』は、他の沖縄&離島と同じくまわりが海に面していて、海が綺麗なのはもちろんだけど、ここ『黒島』は”人間より牛が多い!”という、他の島にはない特徴があります。
毎年2月には、”牛祭り”という、商品が牛一頭という牛の島ならではのお祭りも!
のどかな平坦な島なので、自転車でどこにでも移動が出来てしまうのも、ひとり旅に向いている理由です。
オフシーズンには、島の中を自転車でサイクリングしていても、人にほとんど出会わず、牛ばかりにに出会います。
そしてヤギや、なぜかクジャクと猫もたくさんいる島なんです。
観光シーズンの夏でも、人混みとは無縁の島。
ゆっくり&のんびりと、ひとり旅で過ごすにはぴったりの島なんです。
まさに、大人の女性がひとりでも気持ち良く過ごせる場所♪
▼『黒島』の簡単紹介 まとめ▼
・八重山諸島のハート形の島。「ハートアイランド」をも言われています。
・信号が一機もない、のどかな静かな小さな島。
・人より牛が多い島。
・珊瑚礁に囲まれている「仲本海岸」。シュノーケルが人気!
・泊まる場所は民宿のみ。ホテルは1件もない。
・ウミガメの研究所「黒島研究所」がある(ウミガメ見れます)。
・起伏があまりない島なので、自転車でのんびりサイクリングするのに最適!
沖縄の離島の、季節による楽しみ方の違い
いつの時期が『黒島』にひとり旅をするのがおすすめなのか?
もちろん、沖縄のベストシーズンの夏は、青い海&青い空が”ザ・夏!!”なので、夏もおすすめです。
が、ひとり旅をするならオススメは断然オフシーズン!
7&8月の「黒島」は、みんなが思っている通りのイメージ通りの夏の沖縄です。
夏の沖縄はみんな知っている(イメージできる)と思うので、他の季節について紹介します。
いままで、私が『黒島』を訪れた時期は、いずれも真夏ではなく、ちょっと観光ベストシーズンからずらした時期。2月&5月&6月&9月&10月に、それぞれ行きました。
【冬の沖縄】2月
◎暑すぎず寒くない、過ごしやすい気候!
▶海開き前なので海には入れませんが、お昼はぽかぽか気持ちのよい気候。
昼の時間帯は、お天気がよければ半袖で大丈夫なあたたかさ。
夜の時間帯は、すこし肌寒い気候なので、長袖が必要な時期。薄手のものとすこし厚手の長袖を持って行くと安心。
◎他のオフシーズンより、本当に人が少ない!
▶海開き前ということもあり、海に入れない=沖縄の観光シーズンから全く外れてしまう冬の時期。
だからこそ、本当に人がすくなくて、ゆっくりできます。
ただでさえ人が少なくて穴場の『黒島』。綺麗な海も夜空も独り占めできちゃいます!
△曇りの頻度がすこし高くなる。
▶曇りの可能性がすこし他の季節より多いのが、この冬のシーズン。
曇っていても海は綺麗だし、過ごしやすいけれど、星空を見るという観点で見るとマイナスポイントになります。
星空を見たいなら、この季節に限らず『黒島』に連泊をして、少しでも星空を見れる可能性を高めるのがおすすめです!
【梅雨の沖縄】5・6月
◎梅雨だけど、本州みたいに一日中降り続ける日は少ない。
▶本州より少し早く梅雨入りして梅雨明けする八重山諸島は、5&6月上旬が梅雨の時期になります。
とはいえ、本州の梅雨とは異なり、梅雨の時期で雨が降っても一日中降り続けるということはありません。
◎夏気分は完全に楽しめる季節!
▶昼の時間帯は、30度超える夏の気温。
ほぼ真夏と思って行って間違いありません。
△でも梅雨。
▶とはいえ、やはり梅雨なので、雨の可能性が高くなってしまいます・笑。
o沖縄の梅雨は平年5月9日頃から梅雨入りし、6月23日頃に梅雨明け。その少し(1週間程度)前倒しの時期が石垣島&八重山諸島(『黒島』含む)の梅雨シーズン。
☆沖縄の梅雨情報(梅雨入り&梅雨明け)は、気象庁のHPから1951年から今までの統計が見れます。気象庁のHPでは沖縄ひとくくりでの情報ですが、石垣島&黒島は那覇よりかなり南なので、情報より1週間程度前倒しだと思った方が良いかと思います。
【秋の沖縄】 9・10月
◎夏真っ盛りなのに、7&8月より旅費が安く済む!
▶9&10月は、まだまだ真夏の暑さの『黒島』。だけど石垣島への航空券が夏休み時期より全然安く&取りやすくなります!
◎夏真っ盛りだから、真っ青な空&真っ青な海が見れるます!
▶どんな季節でも、どんな天気でも、基本的に青くてキレイな海が見れるのが『黒島』。
だけど、やっぱり夏の空の青さとその青さに比例するような青い青い海が見れる確率が高くなる季節。
△台風の可能性が高くなる。
▶9&10月は、いわずと知れた台風の季節。
離島である『石垣島』へは飛行機で行くしかないので、台風の影響をもろに受けてしまう飛行機が欠航してしまうキケンがあります。
また、滞在中に台風に遭遇してしまうと宿に缶詰になってしまったり、帰りの飛行機が飛ばす、仕事に影響がでてしまうことも・・・。
どの季節の『黒島』も、ゆっくりのんびり癒されに行くひとり旅なら楽しむことができます!どの季節も楽しめるなら、ぜったいにオフシーズを選んでみましょう♪
- 海に入りたい(&シュノーケルもしたい)なら、オフシーズンの中でも4月〜6月&9月〜10月がおすすめ!
- 台風で飛行機が飛ぶかどうか心配したくない&仕事上絶対に旅程を長引かせられないなら、4月〜6月のオフシーズンがおすすめ!
- 青い空&青い海が見たい!&海にも入りたい!やっぱり暑い季節の沖縄を楽しみたいなら、9月〜10月がおすすめ!
②行き方(交通手段)と予約方法
沖縄・離島ひとり旅に行く時期が決まったら、次は『黒島』へ旅をするための交通手段を調べ、予約が必要な移動の箇所は、予約をします。
当たり前すぎて言葉にすると簡単のように感じるけれど、実際に自分で0(ゼロ)から調べて&検討して&予約するのは、ほんとうに手間&時間がかかるので、簡単に予約まで出来るようにまとめました!
○移動手段の手配準備○
- 各地(住んでいる地域)から『石垣島』
- 『石垣島』から『黒島』
最初に全員共通の情報(移動方法)の、②『石垣島』から離島ターミナル、離島ターミナルから『黒島』への行き方を説明します!
②『石垣島』から離島ターミナル、離島ターミナルから『黒島』への行き方編
●石垣島から『黒島』への中継地点「離島ターミナル」への行き方
新石垣空港(南ぬ島石垣空港)から離島旅の拠点である船の離発着場所の『離島ターミナル』へ行く方法は、3種類あります。
- バス(やすい)
- タクシー(らくちん)
- レンタカー(大人数なら安くてらくちん)
ひとり旅の場合は、①バス を選ぶことになると思います。
(もちろんお金に余裕があればタクシーでもOKです。)
バスで空港から『離島ターミナル』まで移動する場合の所要時間は、約30〜45分。
バス乗り場は、空港を出て左にまっすぐすすめば、迷うこと無くバス停があります。
石垣空港から離島ターミナルへ行く為の、バスの運行会社は2社。
どちらのバスでも料金はほぼ変わらないので、先に来ているバスに乗ってOKです。
一応違いも書いておきますね。
・少しでも早く(10分でも早く)移動したい→ノンストップの「カリー観光バス」へ。
・少しでも交通費を安くおさえたい→安永観光の船の割引券がもらえることがある「東運輸株式会社」のバスへ。
○新石垣空港から離島ターミナルへの移動のまとめ○
- 所要時間は約30−45分。
- 片道運賃は500−540円。
- 空港を出て左に行けばバス停あり。
- バス会社は2社あるけれど、どちらでもそんなにかわらないので悩まなくてOK。
- バスの運行間隔は、5〜15分。
▽石垣島離島ターミナルからいけるおいしいお店情報はこちら▽
●「離島ターミナル」から『黒島』への行き方
『黒島』へは、石垣島の中心部(空港から約30分)にある「離島ターミナル」から、ものすごく簡単に行けます!
船で片道25−30分/1150円(往復2190円)で、一日6便(季節により5便)もあります。
「黒島」以外の離島も、すべて『離島ターミナル』から船が出ています。
(一部、大きな車も乗れるタイプのカーフェリーなどは乗り場が違うものもありますが、観光客が普段使いで乗るものはほぼここからの出発と考えて問題ありません。)
●「離島ターミナル」での流れ●
- 船のチケットを離島ターミナルの中のカウンターで購入。(ネット予約している場合はその旨カウンターで伝える。)
- 指定された乗り場へ、時間少し前に行く。
- 船の係員さんにチケットを渡して船に乗り込む。
- 船の中の好きな席で出発まで待機!
以上です。
ね、簡単!!(^v^)!!
石垣島の『離島ターミナル』は、”ターミナル”といいつつも、ちいさな場所です。
『離島ターミナル』にさえたどり着けば、乗船券のチケットの売り場も、乗り場も、絶対に迷うことはありません。
『黒島』行きの船は、2社運行しています。
2社での共同運行なので、どちらでチケットを買っても、どちらの船にものることが出来ます。(※2018年3月までは、もう1社『石垣島ドリーム観光』という会社も黒島までの船を運航していましたが、2018年4月1日から運航休止してしまいました。)
乗船券は、HPから簡単にネット事前予約もできます。
事前に乗船する時間が決まっている方は、ネット予約割引(『安栄観光』5%割引)あるのでがネット予約がおすすめ。
私はその日の天候により、早めに『黒島』へ渡ってしまうか、石垣島でランチしてゆっくり過ごしてから行くかを決めるので、ほぼ事前予約なし。
当日そのまま『安栄観光(あんえいかんこう)』又は「八重山観光フェリー』のカウンターへ直接行って購入しています。
ネットで予約していても、当日カウンターでも、どちらでも支払いは現地のカウンターになります。
なお、船は海の状況に応じて”欠航”になる可能性があります。
石垣島⇔黒島の路線は、あまり欠航になることはないけれど、石垣島⇔波照間島の路線は欠航率がかなり高い(季節に寄っては50%)のです。
黒島路線は欠航率が低いとはいえ、沖縄なので季節によっては台風接近で一番近い10分で行ける『竹富島』への船も含め、全便欠航になることもあります。
※この記事を書いている2018年7月9日にHPの運航情報を確認したところ、台風接近にともない、翌日7月10日は前日の段階で全便!欠航が確定していました。
もし心配な方は、メールで運行情報を毎日自動で送ってもらえる”運航状況メール配信サービス”に登録しておくことが出来ます。
もちろん、自分でHPを見ればいつでも運航状況が確認出来ます。
『黒島』への船はあまり欠航しないので大丈夫だけど、欠航率の高い『波照間島』へ行く予定がある場合、私は波予測(yahoo波予測)と運航状況メール配信サービスの情報を分析して、自分が行く日の船が欠航しそうか運航しそうかを自分で予想して、対策を練っています。
『波予測』とは・・・
風の強さと風向きから予想される”波の高さ”を表示する、天気予報の”波の高さ”バージョンが『波予測』です。
淡い水色〜青色は波の高さが低め(〜2.0M)なので、運航の可能性が高く、緑→黄色や→オレンジ→ピンク→赤と、波の高さが高いことを表してます。赤が一番高く、後半の色になればなるほど欠航の可能性が高くなります。
心配性&波照間島へ行こうと思った場合は参考にしてみてください!(波照間島へのひとり旅の準備情報も、後日UPしますね!)
- 離島ターミナルから『黒島』への船は、1日5〜6便。
- 船は「安栄観光」と「八重山観光フェリー」の2社があるけれど、共同運行なので往復で乗船券を買ってOK!
- 欠航率は低いけれど、船が予定通り運航するかどうか確認してから乗船する船をきめよう!
各地から「石垣島」への行き方
石垣島は「島」なので、もちろん各地から『石垣島』までの交通手段は飛行機になります。
直行便は、関東(羽田&成田)からと名古屋(中部国際空港)からと大阪(関西国際空港)からと福岡からのみ、石垣島までの飛行機があります。
残念ながらその他の地域から行く場合は乗り継ぎ(那覇乗り継ぎ又は上記の直行便のある空港乗り継ぎ)が必要です。
●直行便(東京&名古屋&大阪&福岡から)
関東からは、羽田空港と成田空港からそれぞれ直行便が出ています。
さすが関東!選択肢が一番多くて羨ましい。。。(関西在住民です)
しかも、2018年7月1日にはLCCのバニラエアが石垣島直行便をスタートさせました。
東京からも安く石垣島に行けるようになったのです!
関西(大阪・京都・兵庫)からは、関西国際空港から直行便が3社運行しています。
関西空港は、格安航空会社のピーチが運行しはじめてから格安で石垣島直行便が利用できるようになりました!
そのため、関西からの旅行者が急増した石垣島。
わたしもその影響を受けたひとりです♪セール情報を見て運よくチケットが取れたらひとり旅にすぐ行きたいぐらい!
関西国際空港から
・ANA(全日空) 1日1便
・JAL(日本航空) 1日1便
・Peace (ピーチ航空) 1日1便
名古屋からは、中部国際空港からANAのみ直行便があります。
JET STARやスカイマークなどを使って、那覇乗り継ぎで組み合わせることも出来ます。
福岡からも1日1便の直行便があります。
通年運航ではなく、年によって運行期間がまだ違うみたいです。
福岡空港から
・ANA(全日空) 1日1便(2018年3月25日~10月27日)
宿泊先の選び方と、女子ひとり旅にオススメの宿2選
女子ひとり旅だと、宿選びはとても大切!!
どんなひとり旅にしたいかで、2つのおすすめの宿を紹介しますね。
※『黒島』含め、多くのちいさな離島には、大規模なホテルやリゾートはありません。
そんな離島での宿泊場所は、個性あふれる”民宿”になります。
『波照間島』には、民宿の他に素泊まりのドミトリーのような宿もありますが、『黒島』の宿泊施設の選択しは民宿のみ。
「民宿」とは・・・
民宿(みんしゅく)は主に民間が運営する、多くの場合小規模かつ、客室が和室であるなど設備が主に和式である宿泊施設のこと。観光・レジャーによる利用を主体とし、多くは家族単位での経営である。
(Wikipediaより)
簡単にいうと、お風呂やお手洗いが共同で、食堂がある個室(たまに相部屋)の宿です。
朝食や夕食はダイニングなどの共有スペースで提供されるので、必然的に宿泊者さんと顔を併せることになります。
夕食をつけないという選択肢は、基本ありません。
なぜなら、『黒島』にはお店がほとんど無いからです!
①とにかく清潔で、本当にごはんがおいしい宿『なかた荘』
『なかた荘』は、黒島の仲本海岸からほどちかい場所にある、なかたさんご夫妻が運営している民宿です。
『なかた荘』さんは、はじめての女子ひとり旅で黒島を訪れる人に、まず最初におすすめしたい宿。
そんな不安も、女性ひとり旅ならあって当然です。
だけどここ『なかた荘』さん、ダイニングもお手洗いも洗面所もお風呂も、そしてもちろん宿泊部屋の個室も、なにからなにまで綺麗で清潔なんです!
宿泊用の個室は、和室と洋室があります。
ひとりなら、和室の方がゆったり出来るのでおすすめです。
大きな窓があり、気候が良ければ窓を開けているだけで気持ちの良い風が入ってきます。
気持ちが良くて、お昼寝にもぴったり。
朝食&夕食は、宿のダイニングでみんなで食べるのですが、その食事がとってもおいしい!!食事は、なかたさんの奥様が作ってくれています。
小鉢がいっぱいで、少しずついろいろなものが食べられる”和定食”。
味が濃いわけではないけれど、しっかり味があって、一品ずつ丁寧に作ってくれているのがわかる味でもあり、すこしずついろいろ食べれるという、本当に女性が喜ぶ食事なんです!
下手な定食さんより全然おいしくて、今までの民宿のお食事の中で私は一番『なかた荘』がおいしくて好き!
食いしん坊なので、”おいしい”は宿泊場所を選ぶときにとても大切なポイントなので、同じような食いしん坊さんの女性には、食事を理由に『なかた荘』をおすすめします!
漫画や本も、ものすごーーくたくさんあります!(わたし漫画好きなので喜びました!)
これで雨や台風で外に出られない場合にも、ゆっくり宿の中で楽しむことができます。
この写真の日は、一日中雨ではなく通り雨があり、テラスがご覧の通り濡れてしまいました。
ダイニングから外を眺めながら、のんびり本を読んで過ごしていた時の思い出の写真。
自転車も無料で使えるので、宿に到着したらすぐに黒島散策におでかけできます♪
『なかた荘』さん以外でも、宿泊代にレンタル自転車代を含めていて無料で使えるお宿も多いのです。
星が好きな人は、夕食のあとに『なかた荘』の屋上(外からみて入り口の右手にある階段を登ると屋上へ行けます)で、寝そべって天の川&流れ星を見るのがオススメの過ごし方です!
星に興味が特にない人も、時間があって&雲の無い夜空がみれそうな状況だったら、ぜひ一度だまされたと思って屋上に行って空を見上げて下さい。
見たこともない星空を見ることができます。プラネタリウムよりたくさんの星が見える星空。本当に何時間でも見ていられるぐらいの景色なんです!
星空を写真に撮ったことがなかったわたしですが、本棚にあった八重山の本の中にかいてあった『星空の撮り方』と、スマホでその場で調べた設定方法で初心者ががんばって撮った一枚です☆
素人が初めて撮影した写真でも、これだけの星が写るぐらいの星空。一度見てもらいたい!
そんな、おくさん手作りのやさしくておいしいごはんと、綺麗な空間、星空を眺められる環境、雨でも楽しめる漫画、自転車ですぐに行ける仲本海岸など、魅力いっぱいの『なかた荘』。
”暮らすように旅をしながら、『黒島』での時間をゆったりと過ごしたい”女性におすすめの民宿です!
『なかた荘』(google MAP)
〒907-1311 沖縄県八重山郡竹富町黒島31
TEL 0980-84-6811
○宿泊代金 1泊2食(朝食&夕食付き)6300円
○チェックイン 12:00〜
○チェックアウト 10:00
●黒島港への無料送迎有り(石垣島から乗る船の時間が決まったら電話連絡すると、船が到着する時間にあわせてお迎えにきてくれます。)
☆予約方法☆
HPからと、電話での予約の両方が可能です。
②あったかい宿主&常連客が多くてゆんたくが楽しい!『南来(なんくる)』
『しま宿 南来(なんくる)』は、黒島港からほど近い場所にある、常連客のおおい民宿です。久貝(くがい)さんご夫婦が運営されています。
久貝さん(だんなさん)は、三線(さんしん)の名手で、タイミングが合えば夕食後の”ゆんたく”時間に生演奏&生唱を聞くことができます。
”ゆんたく”とは、簡単にいうと”おしゃべり”。
沖縄の民宿で”ゆんたく”というと、夕食後に泡盛などのお酒を飲みながら、みんなでまったりおしゃべりをする時間のこと。
民宿によって、毎日”ゆんたく”が宿のオーナーさん主催(主導)で必ず行われるところと、宿泊者主導で行われるところ、行われないところなど、さまざまです。
三線の音色と唄、おいしいお酒、まったり流れる時間。
見ず知らずの宿泊者たちが、この”ゆんたく”をきっかけに仲良くなったり、仲良くなってそのままひとり旅同士で翌日お出かけしたり、”ゆんたく”ではわいわいしゃべって仲良くなってもその他の時間は各自好きなように自由に過ごしたり。
ほどよい距離感の宿泊者が多いので(わたしの滞在時のメンバーがたまたまそうだっただけかも)、大人の居心地の良い滞在が出来るのも、この宿の魅力です。
民宿自体は古いけれど、とても綺麗に手入れが行き届いています。
ウッドデッキ(テラス席)でのんびりする時間も、幸せな時間。
お昼から、風の通り抜けるウッドデッキでオリオンビールを飲んでぼーーとするのも幸せ!
ある時は、年配のご婦人がウッドデッキでずっと本を読んで過ごしていました。
そして、どこまでも続く白い砂浜&透き通る青い海の”西浜”まで歩いてすぐの場所にあります!
朝ご飯の前にふらりと行ってみたり、夕食の前のちょっとした時間に海を覗いてみたり、ゆっくり写真を撮りに西浜まで写真さんぽしてみたり・・・。
誰もいない”西浜”を貸し切りに、いつでもなんどでも気軽に見に行くことが出来る。
そんな贅沢が叶うのも、ここ『しま宿 南来』の大きな魅力です。
民宿のオーナーさんの買っている白い犬が2匹、宿の裏に住んでいるので、犬好きにも楽しいお宿。おばあちゃん犬と孫犬の2匹は、なぜか犬好きの常連宿泊客さんによって毎日さんぽしてもらっています。(おばあちゃん犬なので、1日に何度も散歩に行きすぎないようにとの張り紙がありました・笑)
犬好きの私も、宿に泊まるたびに(といってもまだ2回ですが)毎回ワンコのおさんぽに別の常連の宿泊客さんと一緒に行っています。
普通のホテルに泊まる時には出来ない体験でもあり、犬好きなのでのんびり『黒島』で犬のおさんぽするのも楽しかったな♪
素敵な立地、素敵なオーナー、大人な客層。
そして島での滞在を”暮らすように過ごせる”、そんな魅力の『しま宿南来(なんくる)』です!
『南来(なんくる)』(google MAP)
沖縄県八重山郡竹富町黒島412
TEL 0980-85-4304
○宿泊代金 1泊2食(朝食&夕食付き)6000円
※レンタサイクルは含まれていないので、別途徒歩5分のところにある「おまちゃんおばーのレンタサイクル(MAP)」で1日1,000円でレンタルして下さい。歩いて黒島一周は難しいのでレンタル必須です!
○チェックイン 12:00〜
○チェックアウト 10:00
●黒島港への無料送迎有り(石垣島から乗る船の時間が決まったら電話連絡すると、船が到着する時間にあわせてお迎えにきてくれます。)
☆予約方法☆
電話予約のみ。
○初めての女子ひとり旅の宿泊先まとめ
『なかた荘』さんも、『しま宿南来』さんも、どちらも女性が安心して泊まれる綺麗な民宿です。
この2つ以外にもいくつか民宿に宿泊したことがあるけれど、その中でもこの2軒は本当に綺麗な民宿なので、どちらも自信を持って女性ひとり旅&民宿初心者さんにオススメできます!
(残念ながら”清潔さ”という意味でハズレの民宿に出会ってしまうこともありました…。)
私は『なかた荘』3回(内1回は妹連れの宿泊)・『しま宿南来』2回泊まりました。
どちらもそれぞれの魅力があって大好きな居心地の良いお宿。
しいて言うなら、
- みんなとワイワイするよりも、ひとりでゆっくり&まったり出来る時間が多い方が好きかも ▶『なかた荘』さんへ。
- 出逢いがあればおもしろいかも!たのしい”ゆんたく”タイムも楽しんでみたい ▶『しま宿南来』さんへ。
です(^^)/
本当のおすすめは、どちらも実際に泊まってみてから、自分に合うお気に入りを選んでほしい。そんな甲乙つけがたい『黒島』の民宿おすすめの2軒でした。
『黒島』離島ひとり旅準備編のまとめ
長くなりましたが、ひとつずつ順番に選んで&決めて行けば、それほど手間もかからず&難しくもないのが伝わったかと思います!
”はじめて”って、やっぱり不安なことが多いけれど、一度経験してみると「意外とたいしたことないじゃん!!」てなるはず。
沖縄・離島女子ひとり旅に興味があって、その候補として『黒島』を選んでくれた、このブログを読んでくれたあなたが、素敵な『女子ひとり旅』デビューをしてくれたら嬉しいです♡
相談&質問、コメントでいつでも受け付けています&全力でお返事します♪
沖縄の離島旅
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