仙台に行くなら行かないともったいない!雨でも楽しめる大人の工場見学 宮城峡蒸溜所

雨でも楽しめる大人の社会見学!宮城・仙台に行くならニッカウヰスキー 仙台工場『宮城峡蒸溜所』がおすすめ!

計画してた観光が屋外で、なのに雨が降ってしまい急遽観光先を変更するときや、行き先が決まってない方に「蒸溜所見学」という新しい観光スポットはいかがでしょうか?

宮城峡蒸溜所

 

「宮城峡蒸溜所」って観光地なの??
『蒸溜所』ってお酒が好きな人が行くところ?ウイスキー詳しくないけど楽しめるのかな?

お酒やウイスキーが好きだとものすごく楽しめますが、ウイスキーに詳しくなくても絶対にたのしめます!

ここ仙台『宮城峡蒸溜所』で蒸溜所デビューのわたし。
楽しすぎて大山崎(大阪と京都の間)にある「サントリーの山崎蒸留所」に行ってしまうほど、大人の社会見学(工場見学)=蒸留所見学、はまりました!!

 

大人の工場見学の蒸留所見学のニッカウヰスキー仙台工場『宮城峡蒸溜所』見学をおすすめする理由と、実際に行く場合のポイントをお伝えします!

【宮城峡蒸溜所への、仙台からの行き方】

ニッカ「宮城峡蒸溜所」へは、仙台駅から電車とバスで行く方法があります。

電車とバス、どっちがいいのかな?
所要時間は電車30分・バス60分なので電車がおすすめ!土日祝日は駅からの無料送迎バスもあるよ!

 

電車で行く場合は、JR仙台駅からJR仙山線で「作並」駅まで電車一本・約30分・片道500円で行くことができます。

仙台駅から電車でむかう場合、宮城峡蒸留所の最寄の駅の作並駅で下車すると、土日祝日は駅前に無料の送迎バスが止まっています。
バスで駅前から蒸留所まで約7分。らくちん。

無料の送迎バスは、電車の時間に合わせて時間を決めているそうです。
バスの時間をかんがえずにすきな時間の電車にのって作並まできてOK

平日は、この無料の送迎バスがでていないので注意が必要です。
送迎バスのない平日は、タクシー(約7分)か徒歩(約25分)のどちらか。
気持ちの良い道中なので、時間と体力に余裕があるひとには徒歩も意外とおすすめです。

平日は、作並駅前からの無料送迎バスがないので、仙台駅からバスで来るのもおすすめ。
仙台駅からのバスなら、バス停「作並川崎」下車して徒歩5分・片道1000円です。

・土日祝日は蒸留所の最寄り駅の作並駅まで電車の到着時間にあわせて無料の送迎バスがきてくれるので簡単に迷わず行ける場所!

・平日は、仙台駅からバス1本・1時間・1000円で行くのが、時間はかかるけれどらくちんでおすすめ。

作並温泉エリアに泊まって、宿からの送迎バスで行く案も
温泉もたのしんでゆっくりしたい人には作並温泉1泊案もあり。

 

【工場見学&ガイドツアーの予約は必須?不要??】

 

直接行って見学ツアーに参加できるの?
急に思いたったけど、事前に予約していないから蒸溜所見学は無理かな??

 

わたしはニッカ「宮城峡蒸溜所」ホームページから有料試飲セミナー付きの見学コースを事前予約していきましたが、予約しなくても当日空きがあれば現地で申し込みしての参加もできます。
無料の見学コースは、当日現地で申し込みで大丈夫。

とはいえ、旅行などで行くのであれば、万が一のことをかんがえての事前予約がおすすめです。

ちなみに、サントリーの山崎蒸留所もおなじように有料試飲付きの見学コースがありますが、予約必須です。
こちらの「宮城峡蒸溜所」とちがい、ものすごく予約難関!
サントリー「山崎蒸溜所」のホームページをみても、3ヶ月ほぼまいにち予約満席

京都からも大坂からも交通のを便がいいからと、京都観光とあわせて山崎蒸留所にいく外国からの旅行者がおおいからかしら。

逆に、ここ「宮城峡蒸溜所」は直前でも予約が取りやすい、穴場の蒸溜所!!

・仙台・宮城峡蒸溜所の見学ツアーは、予約はしていなくても参加できる可能性が高いけど、悩むならホームページからの事前予約がおすすめ

・雨天で急遽の観光先変更の場合、当日でも空いている可能性が高いので、ぜひチャレンジしてみて!

・無料の案内ツアーは、ほぼ予約なしの当日受付が可能なので安心して突撃訪問!

 

【実際に参加して後悔したことがあるので、参加のポイントをつたえます!】

 

3月の上旬にいったときは、まだ雪が残っていました。
ひんやりとした、澄んだ空気のリゾート感あふれる立地です。
レンガづくりの建物がおおく、蒸留所の空間自体がとてもステキな雰囲気の場所(*^O^*)

入り口から受付のある建物にはいると、素敵な空間!

ビジターセンター

 

 

 

もともと、近代建築などの建物がすきなので、まだメインの工場見学が始まる前なのに大興奮。赤レンガの建造物が、たくさん敷地内に建っています。

3月の上旬のこの日はまだ雪が残っていました。

 

ここで早速「宮城峡蒸溜所」の攻略ポイント!

すこし時間に余裕をもってついた場合は、まずは売店へ行ってください。

わたしは朝イチについたにもかかわらず、セミナーまでの時間、受付のある建物にある展示コーナーでゆっくりしていまさしたが、展示コーナーはセミナーがおわってからでもゆっくり見れます。

とにかくまずは売店へ行ってください
レアなウイスキーのボトルが売っていることがあります
レアボトルがある場合、ニッカウイスキーの直営売店なので、もちろん定価で売っています。

他のお店では、置いているところが少なかったり扱っていないものや、置いていてもプレミア価格というびっくりするような値段でしか売っていないものが、ぽろりと売っていない可能性かあります。

ウイスキー好きな人ならもちろん自分用に、そうじゃない人ならウイスキー好きの方へのお土産としておすすめ!

もうひとつのポイントは、ロッカーです。
ビジターセンター入ってすぐ左に、無料のコインロッカーがあります。

見学ツアー&有料のテイスティング付きのセミナー、どちらも「宮城峡蒸溜所」のひろーい敷地内を徒歩で移動します。
ここで荷物をロッカーに預けておくとものすごーーく楽チンでおすすめ。

ロッカーの数はそれほど多くないので、荷物があるひとは最初に預けちゃうのがふたつめのポイント!

テイスティングセミナー付見学の流れ

まずはビジターセンターという、受付のある建物へむかいます。

受付で名前と予約時間を伝えると「集合時間までお待ちください~」と言われるので、通常はこのまま受付のあるビジターセンターの展示を見てまちます。

このニッカウヰスキー仙台工場のビジターセンターは、2017年3月にできたばかりの、新しい施設です。
新しい=綺麗でおしゃれな展示がおおい!訪れたひとを楽しませる展示がたくさん!

が、ウイスキーを買いたいひとは先述のとおり、このタイミングで売店の方(別の建物・ビジターセンターから歩いて少し2・3分のところ)へ行きましょう。

歴代のニッカウヰスキーのボトルが、年代順に並べられていて、見ているだけでも楽しい空間。ついつい見ていたくなり、私はこの雰囲気につられて売店は最後に行ってしまいました。

 

工場見学ツアーをすこしだけ紹介

見学ツアーでは、ウイスキーの製造工程の流れにそって、その製造工程の工場の建物ひとつひとつを順番にまわります。

ガイドさんと、建物の鍵を開けたり閉めたり管理する人と、ふたりがツアーに同行します。

ポットスチル

 

貯蔵庫。ひんやり。

ここに出荷まで大切に何年も寝かせられる貴重なウイスキー原酒たちが保管されています。

そのなかでもかなり歴史を感じる一樽。

製造工程を、敷地内の各建物に実際に行って、入れるところは実際に入って、作っている状況を実際に見ながらガイドさんの説明をきいてのツアー。説明をたっぷり聞いて最後に到着するこの貯蔵庫。もう興味津々です!

 

 

有料コースの最後はテイスティングセミナー!

敷地内の建物&製造工程を見学した最後に、個人的に一番たのしみにしていた、試飲セミナー!

まずは工場見学をしてすこし知識が付いたところで、簡単なニッカウヰスキーの歴史やこだわり、創業者の竹鶴政孝さんのこと、この地が「宮城峡蒸溜所」の場所と選ばれた理由など、ニッカウヰスキーやウイスキーのあれこれを講師の方から講義方式で聞きます。

 

その後はお楽しみのテイスティングタイム♪

有料コースで試飲できるウイスキーは、無料コースと異なります
左下から時計回りに、

・シングルモルト宮城峡Malty&soft(蒸溜所限定品)
・シングルモルト宮城峡fruity&rich(蒸溜所限定品)
・シングルモルト宮城峡Sherry&Sweet(蒸溜所限定品)
・カフェグレーン(一般流通品)
・シングルモルト宮城峡(一般流通品)

の5種類。
この5種類を講師の説明を聞きながら、ウイスキーのテイスティング方法を教えてもらいながら、順番に試していきます。
香りを確認したり、色をみたり、表現方法をまなんだりします。

 

ちばみに、この中の上の3種類のウイスキーは、一般販売されていない、蒸溜所限定販売のレアなウイスキーなんです!
そんなレアなウイスキーが、プロの説明を聞きながら味わうことができます。

 

飲み比べをすると、1つだけを飲んだ時にはわからない、それぞれの個性・違いがわかって、ウイスキーに詳しくなくても興味を持ててしまいます
わたし、この飲み比べをきにいってしまい、家でも2種類同時のみ(=飲み比べ)をするようになってしまいました。

キ・ケ・ン(・´ω`・)

 

【買って帰るべきお土産】

 

ずばり、蒸留所限定のウイスキー

ニッカウイスキー”宮城峡”は、もうすでに完成した全国販売しているウイスキーです。

その完成されたウイスキーは、もちろん完成形なのでまちがいなくおいしいけれど、出来上がる前の、のむ人によって好みがわかれるであろう個性のあるブレンド前・フレーバー違いのウイスキー。そんなレアなウイスキーたちが蒸留所限定商品として売店でうっています。

ただお値段がしっかりしています。
わたしはウイスキーがすきになり始めたばかりの初心者なので、大きなボトルを買う勇気がなく、ミニサイズを3本だけに絞り、自分用のお土産として買いました。

この限定ボトルも、どれを買うかとても悩みますが、有料試飲コーナーで試して、そのなかから気に入ったものと、飲んでないけど気になるものをセレクトしてみました!

ただ、もったいなくてまだ開封できていません(^^;)

ウイスキー好きにはたまらない!有料だけど貴重なお酒が原価で試せるテイスティングコーナー

 

ウイスキー好きにはたまらない、テイスティングコーナーがあります。
有料だけど、ほぼ原価と思われる料金で、いろいろなウイスキーを味見感覚で楽しむことができます!

しかもしかも、一般市販されていない「蒸溜所限定」のウイスキーや、既に販売終了して買うことができない「終売品のウイスキー」までもがラインナップされています。

1回目&2回目は、ここ「宮城峡蒸溜所」限定のウイスキーと「余市蒸溜所」限定のウイスキーと、終売品のウイスキーを試しています。

 

”ザ・ニッカ12年”と”竹鶴21年”。

3回目に頼んだウイスキーたち。

”ザ・ニッカ12年”は、試飲コーナーでなぜか仲良くなったウイスキー好きの方のお勧めで、もうひとつの”竹鶴21年(1杯500円!)”はカウンターのお姉さんのおすすめの、ボトルで買うには高級だけれど、1杯(ハーフショット15ml)ならお手頃価格で飲める、まさに蒸溜所だからこそのセレクト(*^^*)

他にもセミナーに参加していたウイスキー好きなひとにお勧めされた「鶴」も試しましたが、これもおいしかった~!(でも、酒屋さんやスーパーなどで売っているところを一度もみたことがありません。きっとレア?!)

どれもこれもおいしくて、ウイスキー&お酒好きには幸せな場所。

 

『宮城峡蒸留所』のまとめ

何度目かの仙台旅行の新しい観光先として超絶おすすめ!

雨でも楽しめる!天候に影響されないので、事前に旅行スケジュールを決めておきたい人にもおすすめ!

・ウイスキーの製造工程を見れる工場見学は、大人の社会見学としてウイスキー好き&それ以外のひとも楽しめる!

・ウイスキー好きにはたまらない、レアウイスキーが手頃な値段で飲める大人の社交場「有料試飲カウンター」が楽しい!

そんな大人の社会見学・工場見学の、仙台・作並エリアにある『宮城峡蒸溜所』のすすめでした!

おしまい♪

ABOUT ME
ponico
イタリア・フィレンツェに、思い立って単身3ヶ月語学留学というなの遊学をした経験から、旅のたのしさに目覚めて、帰国後もひたすら旅をしています。 沖縄・石垣島の離島、鎌倉、長野、淡路島、近代建築、廃墟、パン、パスタ、ゲストハウス、犬がすき♡ 好みがちかいひとの参考になれば嬉しいです。 詳しくは「書いてるひと」をみてください♡ 女子一人旅のおすすめスポットや、建物好き&写真好きにおすすめの場所、実際に泊まって良かった宿など、実体験をもとにいろいろ紹介していきます(*^^*)