京都

【京都】ストーリーがあるものが好きな大人女子におすすめの古道具ショップ3店

アイキャッチ コイコイ商店外観

ストーリーがあるものが好きな大人女子の京都旅におすすめのアンティーク&ブロカント(古道具)ショップ!

京都の町家”京都旅行”といえば寺社仏閣などが定番の観光地。
とはいえ、夏場は本当に暑くて&冬はびっくりするほど寒い盆地の京都。特に猛暑の今年の夏は、京都旅行で屋外の神社&寺ばかりだと体力的に疲れてしまいますよね。

 

京都らしい場所に行きたい!でも観光だけじゃ物足りない!猛暑の中、屋外の神社ばっかりは体力的に疲れちゃう。
せっかく京都に行くなら”京都らしい場所”や”京都にしかないお店”には行きたい!

 

京都に限らず、旅先では”その場所(地域)にしかないお店”に行きたいですよね?あわよくば、その訪問先で旅の記念にもなるようなお気に入りの一品を見つけて自分土産を買って帰れたら一石二鳥!

そんな時にオススメなのが、置いている(売っている)ものも個性的でお店自体の空間も個性的なアンティーク&ブロカント(古道具)ショップです!

 

私は旅先で”どこを訪れるか”かを考えるとき、チェーン店(どこでもあるお店)ではなく、旅先だからこその、その土地にしかない、その土地ならではのお店・個人店に行くようにしています。

 

そんな旅好きの、欲張りな大人女子におすすめの、京都に来たら行ってほしい&行ったらぜったい楽しいアンティーク&ブロカント(古道具)ショップを紹介します!
暑い時期でも寒い時期でも楽しめる京都旅のおすすめスポットを知り、次の京都旅行をひと味違うワンランク上の旅にしましょう♡

 

≪京都の楽しいブロカント(アンティーク)ショップ3選≫

  1. pass the baton パスザバトン(祇園エリア)
  2. sowgen brocante そうげんブロカント(白川エリア)
  3. 古道具と喫茶 上海航路コイコイ商店(西陣エリア)

 

どのお店も、わざわざ足を運びたくなる、どこにもない、ここだけの雰囲気&センスのお店。行きたいお店から旅先を決めても良いぐらいの、本当に大好きなお店たち。

そんな京都在住30代女子が大好きな3店。

どのお店も個性的でおもしろいの!だけどちょっと一癖あるお店も中にはあります。そんな個性的な旅のきっかけにしてほしいお店を、ひとつずつ順番に徹底紹介していきます♪

 

①『pass the baton パスザバトン京都店』

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pass the baton(パスザバトン)』は、大人の女性がすきなものがぎゅっと詰まった、ただのリサイクルショップではない、センスがあふれすぎている”セレクトリサイクルショップ”です。

 

PASS THE BATONは現代のセレクトリサイクルショップです。

NEW RECYCLEをコンセプトに、
個人から集めた想い出の品物や、
すごく愛用していたけれど今は使わない、でも捨てるのは惜しい。
そんな品物を、大切に使ってくれる次の方へ、
持ち主の顔写真とプロフィール、
品物にまつわるストーリーを添えて販売します。

高級品や低価格な品物だけを販売する
従来のリサイクルショップではなく、
個人のセンスで見いだされた品物や、
使っていた人物の人となりが伝わる品物を扱う
新しいリサイクルショップです。
パスザバトンHPより)

 

一品一品に思いがちゃんと詰まったもの(リサイクル品)と、お店のセンスで選んだリサイクル品に”オリジナル”のアレンジを加えた、新しい価値を追加した商品(リメイク&リライト品)が売っています。普通のリサイクルショップではありません。

 

置いてあるものは、

  • 食器類(和食器や洋食器、グラスなど)
  • 服&靴
  • アクセサリー(ネックレス、イヤリング・ピアス、ブローチなど)
  • 和の着物や小物(京都店のみ)

などなど、いろいろなものが販売されています。
普通の個人から委託販売されているリサイクル品もあれば、『pass the baton』が独自のデザインを施してリメイク&リライトしたもの、企業やブランドの倉庫に眠っていたデッドストック品などなど、商品タグについている説明を見ながら店内をまわるだけでも楽しいお店です。

 

こちらは、すこし前の2016年に販売されたリライト商品のトートバック。
見ての通り、超有名な”ディーンアンドデルーカ”の人気のトートバックが元になっています。2016年の年末に販売されたからか、ただの偶然か、赤緑がメインのクリスマスカラーのバックたち。

2016年の冬に立ち寄った時に、店頭で出会ったこの白い”ディーンアンドデルーカ”のトートバックに、『パスザバトン』のオリジナルの刺繍&プリントが付け加えられた”pass the baton(パスザバトン)限定”の白い小さなトートバックを購入しました♪

パスザバトンのオリジナルトートバック
パスザバトンで買ったバックディーンアンドデルーカの2009年の限定販売したモデルを元に、リメイクして販売

 

このお店は、店員さんもすごく素敵なんです!店内で商品を見て悩んでいるとスタッフさんがその商品のストーリーを説明してくれます。ショップ店員さんも、自分のお店で取り扱っている商品に愛情を持っているのが伝わってきて、お話しを聞いているのも楽しい時間♪

このバックも買う前に手に取って見ていた時、バックの生い立ち(生まれたきっかけと想い)を教えてもらいました。

・2009年の限定モデルとして作られたけれど、DEAN&DELUCA独自の厳しいチェックにより自社で販売する商品レベルに達しなかった、だけど普通に使う分には全く問題の無いデットストック(売れ残ったり倉庫に残っていたりした)商品

・そのデッドストック商品をそのまま売ることは出来ないけれど、『パスザバトン』がオリジナルのデザインの刺繍やプリントを施して、『パスザバトンのオリジナルリメイクバック』として販売できるようにし、商品を作って売っている。

普通の”DEAN&DELUCA”のトートバックもかわいいけれど、”パスザバトン”のオリジナルデザインが施されたことにより、特別感&ストーリーのあるモノが好きな私にとっては、本家”DEAN&DELUCA”のバックより魅力的に感じて、ついつい買ってしまいました!人とあまり被らないところも◎!

 

しかもお値段2000円のお手頃価格!(Sサイズ)
処分品のリメイクなので、本物のDEAN&DELUCAのトートバックと同じ値段。そんなお手頃価格の、実際に買える値段帯の商品がたくさん置いてあるのも、このお店の魅力です。

このバックたちはもう完売してしまっているけれど、その時期・そのタイミングで様々なコラボ&リメイク商品が並んでいるので、1回行ったことがあっても、また立ち寄りたくなる、そんな素敵なお店なんです!

 

今は”LovedLeftovers ─愛すべき残りものたち─”というテーマで作られたバックが店頭&WEBショップで販売されています。


人とコミュニケーションが苦手な人は、店員さんの説明がなくても、ほぼすべての商品に、いつごろのものか・誰のものだったのか(もしくは誰が売りに出したものか)・前の持ち主の想いが書いてある小さなタグがあるので、大丈夫です♪

 

普段古着を着ない&買わない30代女子のわたし。だけど、ここ『パスザバトン』に来るとわくわくして、そして古さを感じない素敵なモノばかりなので、いろいろ買ってしまっています。

・和食器の小皿(おばあちゃんの家の倉庫に眠っていた、大切に保管されていた小皿2枚)
・フランスのアクセサリーショップのデッドストックのネックレス
・”シアタープロダクツ”のアトリエに眠っていたパーツで作ったピアス
・男性オーナーさんが出品した、新品同様のユニセックス千鳥柄の秋冬用ハット
・前のオーナーさんがブランドの受注会でオリジナルカスタム注文したサンダル(これだけ表参道店で購入)

こんな風に、買ったものの説明を今でも出来るくらい、ストーリーがあることにより、より一層自分の買ったモノを大切に思い大切に使っています。1点ものだからこそ、買いたくなり、そして大切にしたくなります♡

 

置いてある商品の説明ばかりしていますが、もうひとつ、大きなお勧めの理由が建物&インテリア!
京都のど真ん中の祇園・白川という観光地にある、京都らしいお店なのは言うまでもなく、リノベーションしたお店がひとつの観光地と言っても良いほどの素敵空間なんです!!

 

まずは入り口&1階。
1階の入り口は、白川という川をまたぐようにお店があるので、小さな細いこの店専用の橋を渡って店内に入ります。川を渡らないとお店に入れないので当然なのですが、もう入口からして素敵すぎます!

パスザバトンのロゴマークの暖簾もかわいい♡そして何もかもが京都らしい♡♡

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2階がまたまたこだわりの空間で1階と全然違う雰囲気!そしてこだわりが伝わる素敵空間!
昔ながらの町家ならではの細くて急な階段をあがると、ぼんぼりがたくさんつるされた、京都をテーマにしてるとわかる、京都ならではのおしゃれなインテリアが広がっています。

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見上げると天井の梁(はり)が残っていて、元々の建物を活かしているのがわかります。

入口も、1階も2階も、どこもかしこもかわいくて楽しい。お店のこだわりを感じる京都店。本当に素敵な空間なんです!

無駄に1階をぐるぐる&2階と1階を行き来したくなる、ただ商品を展示しているだけではない、滞在時間を楽しくする空間作りがされています。

 

『pass the baton(パスザバトン)』京都店 おすすめのまとめ

 

・どこにでもあるものではつまらない&物足りない。
・ストーリーのある、長く大切に出来るモノを持ちたい。
・大切に使われていたものを自分も大切に使い続けたい。
・素敵なスタッフ&空間の、滞在時間も楽しめる場所が好き。

そんな大人な女性にこそ立ち寄って欲しいお店が、こちら『pass the baton(パスザバトン)』京都店。

 

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東京の表参道&丸の内にも2店舗あるので、関東在住の人は東京の店舗に行ったことがある人もいると思います。

私は東京旅行の際に『pass the baton(パスザバトン)』の表参道店と丸の内店の2店舗にも立ち寄り、京都店ふくめての3店舗ぜんぶに行った結果、京都のお店が一番楽しめました!(表参道店は2番目に楽しかった!丸の内店は他の2店舗より規模が小さく物足りなかったなぁ。)

京都の店舗含め3店舗に行ってみたところ、全部雰囲気&置いてあるメイン商品がぜんぜん違いました!
東京のお店に行ったことがある人でも、『pass the baton(パスザバトン)』京都店はぜったいに間違いなく楽しめます!
ぜひ京都旅行中に立ち寄りましょう♡

pass the baton 京都店(googleMAP
〒605-0085 京都市東山区末吉町77-6
TEL 075-708-3668
○営業時間 11:00-20:00(月~土曜日)・11:00-19:00(日・祝)
○定休日 不定休

 

 

②『sowgen brocante(そうげんブロカント)』

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ヨーロッパのアンティークな家具や北欧系のアンティークの器が好きな人におすすめなのが、ここ『sowgen brocante(そうげんブロカント)』。

 

”ブロカント”という、アンティークほどの年数(100年)も経っていないけれど、時間を経て味がでた、前の持ち主さんには不要なものだけど、別の誰かのとっておきのお気に入りのものになりそうな、そんなポテンシャルを秘めたリサイクル品たちを扱っているお店です。

 

ヨーロッパに買い付けにいって探してきたアンティークの家具や器、小物が狭い店内にぎゅっと詰まっています。狭い店内をぐるぐる商品を見てまわるだけでも楽しい!!!

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それほど広くない店内を散策していると、何かを見つけて自分の大切なものにしたくなる、そんな雰囲気のものばかり置いてあります。中には「何に使うの??」というような使い道がわからないような小物&大物もあります。そんな使い道を考えて物色するのも実は楽しかったりします♪

 

こちらのお店では、小さな木のアンティークのスツール(椅子)を購入しました。
玄関に置いて、仕事から帰ってきた時にかばんを置いたり、出かける時に履きにくい靴を履く時に座ったりする、何気ない椅子として大活躍中です。

そうげんブロカントで買ったスツール右下のバイオリンの下のスツールを連れて帰りました

もともと玄関に椅子が欲しくて買った訳ではなく、お店の表の通り沿いに置いてあるのを見つけて、連れて帰ってきてしまった私のかわいいこなんです♡
しかもお値段3000円!!普通にスツールを買うよりリーズナブルに買えちゃいました♪
自分だけの掘り出し物を見つける楽しさがあるお店なんです♪

 

旅行で京都に来た時には家具はちょっと買いづらいかとは思いますが、和食器や北欧系のアンティークな器(アラビア系)も置いてあります。
ソーダガラスの可愛い瓶や、リキュールグラスのような繊細なグラスも。

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北欧系やヨーロッパのアンティークなものが好きな女性におすすめの、宝探しができるブロカントショップ『sowgen brocanto(そうげんブロカント)』。

中心部から少し離れた場所(北白川エリア)にあるけれど、隣の自家製スイーツがおいしいカフェ『そうげんcafe』とセットでぜひ訪れてください♡
わざわざ訪れる価値のある、小さな小さな京都ならではのブロカントショップです。

sowgen brocante そうげんブロカント(googleMAP

TEL 
○営業時間 12:00-19:00
○定休日 不定休

 

③『古道具と喫茶の店 上海航路コイコイ商店』


『古道具と喫茶の店 上海航路コイコイ商店』。
名前から既に個性が溢れ出ていますが、和のブロカント(古道具)をメインに扱っている、喫茶&週末にはBAR営業もしている、ちょっと怪しい雰囲気のディープな京都のお店。

 

 

先に紹介した『sowgen brocanto(そうげんブロカント)』が家具などの大物が多く売っているお店でしたが、こちら『コイコイ商店』さんは食器や何に使うか一見わからないようなオブジェ?的な小さなものがたくさん置いてあるので、旅先でも買いやすい品揃え。

 

タイミングによっては、ものすごくお手頃価格の古いものが置いてあります。2018年8月のある日の店頭には、100円コーナーまであります!
コイコイ商店 100円コーナー

他の2店にも共通するけれど、店内に雑多に置かれた商品の中から自分好みのものを探すような陳列なので、宝探しをしているようで楽しい時間が過ごせます!

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宝探し感があるけれど、置いている商品は手頃な値段のものばかり!!
手に入るアンティーク。
アンティークというより、リサイクル品というものも多いけれど、だからこそお気に入りが見つかったら買いやすいし、買ったものを躊躇無く使えるのも良いところ♪

 

コイコイ商店 外観
コイコイ商店 外の古道具

店構えが入りにくい&何のお店か解りにくい雰囲気なので、私は2年ほど前を通っていたのに一度も入ったことが無く、今年(2018年)になって初めて古道具のお店と気付き、勇気を出して入ってみました。

 

コイコイ商店 黒板

良く見ると店頭にはお店からのメッセージがあり、みんなを中に呼び込んでいました♪

 

黒板にもあるように、古道具の販売と喫茶・たまにBARをやっています。
カフェでは京都の有名な自家焙煎『サーカスコーヒー』さんの豆を使っているので、ちゃんとしっかりおいしいコーヒーも飲めます♪

 

 

入り難い雰囲気がすごいけれど、だからこそのディープな京都の雰囲気を、お買い物タイムでもカフェでもBARタイムでも、どの時間でも楽しめる、ちょっとかわった名前のお店『上海航路コイコイ商店』さん。マニアックな大人女子旅におすすめです♡

古道具と喫茶の店 上海航路コイコイ商店(googleMAP)
602-0091 京都府京都市上京区筋違橋町583
TEL:075-406-7240
○営業時間 12:00−18:00(週末の金土日は〜22:00)
○定休日 不定休(インスタグラムにて確認してね)

 

まとめ

どのお店も個性的で、お気に入りのものが見つかればもちろん嬉しいけれど、お店の中を探検するだけでも楽しい時間を過ごすことが出来る、幸せなお店ばかり。

京都旅行のついでに立ち寄るのももちろんおすすめだけど、気になるお店を目的地にして、その近くのお店でランチしたり近くのお寺や神社に立ち寄ってみたり、カフェで休憩してみたり。

そんな『行きたいお店』から旅のルートを考える京都旅もおすすめです♡

全部おすすめだけど、あえて区分するなら・・・

  • 和”の古道具がすき!怪しい雰囲気のディープなお店大好き!!▷▷▷『上海航路コイコイ商店』!
  • ヨーロッパの”洋”のアンティークが好き!北欧系の器や家具も好き!!▷▷▷『sowgen brocante(そうげんブロカント)』
  • 和も洋もどっちも好きで、オリジナルのリメイク品や服やアクセサリーも見たい!建物やインテリアも大好き!!▷▷▷『pass the baton パスザバトン京都店』!!!

です(^^)/♡

 

 

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ponico
イタリア・フィレンツェに、思い立って単身3ヶ月語学留学というなの遊学をした経験から、旅のたのしさに目覚めて、帰国後もひたすら旅をしています。 沖縄・石垣島の離島、鎌倉、長野、淡路島、近代建築、廃墟、パン、パスタ、ゲストハウス、犬がすき♡ 好みがちかいひとの参考になれば嬉しいです。 詳しくは「書いてるひと」をみてください♡ 女子一人旅のおすすめスポットや、建物好き&写真好きにおすすめの場所、実際に泊まって良かった宿など、実体験をもとにいろいろ紹介していきます(*^^*)