ワイン好きのウイスキー初心者女子におすすめを1本だけあげるなら『フロム・ザ・バレル』!
普段はワインやビール、酎ハイやハイボールを飲む女性が多いけれど、ハイボールがおいしい!と思い、ウィスキーを本格的に飲んでみたいと思ったとき、たくさん種類がありすぎてどれを最初に買ったらよくわからない。
そんなウィスキー初心者、特にワインが好きな女性におすすめなのが、ニッカウィスキーの『フロム・ザ・バレル(from the barrel)』です!
バーでウイスキーを何杯か飲んで、ウイスキーに興味を持ち出したある日。
ふと立ち寄った酒屋さんでウイスキーコーナーに行ってみたけれど、何を買っていいか全然分からない。そんなウイスキー初心者が、実際に最初に買ったウイスキーが『フロムザバレル(from the barrel)』でした。
完全な見た目で選んだジャケ買いだったけれど、ワインが好きな自分にとっては、香り&味がぴったり好みに合う、ちゃんとおいしい!と思えるウイスキーに出会えました。今ではどっぷりウイスキーの魅力に取り付かれています♪
そんな、ウイスキー初心者の、ワインが好きな30代女子の私が実際に”ウイスキー沼”に落ちるきっかけになるほどおすすめのウイスキー『フロムザバレル』がウイスキービギナーにオススメの理由を紹介します!
さっそくおすすめの理由(*^^*)/
<『フロム・ザ・バレル』が初心者にオススメ理由>
- 甘いカラメル&バニラの香りで、ねっとり甘い香り!香りだけでもおいしい!
- しっかりとしたウイスキーの味+甘さがあり、初心者でも飲みやすい!
- ボトルがシンプルで洗練されていておしゃれ!家に置いてあってもインテリアとしてかわいい。
- 500mlサイズで、大きすぎず小さいすぎずで試しやすい量!
- 安くはないけれど高すぎない(約2300円)、初心者でも買いやすい値段!コスパ最強ウイスキー!
完全に女性目線のおすすめ情報ですが、女性はもちろんウイスキー初心者なら誰にでもおすすめできるのが、この『フロムザバレル(from the barrel)』!
ちょっぴり高め(2000-2500円)だけど、手の届く贅沢!
飲んでみたらまさかのコスパ最強と思える味!
さらに空き瓶もかわいい♡
コーヒー豆なんか入れて飾ったら上級者♪っと思って捨てられないマイ空きボトルたち。
もちろん一番のおすすめポイントは濃厚だけど飲みやすい味!
あまくてとろーり。
濃厚なしっかりした味と、香りだけをずっと嗅いでいたくなるような、カラメル&バニラ感の芳醇な香りもあり、飲んでも飲まなくても幸せな晩酌タイムが過ごせちゃいます♡
ちょっとだけ手に入りにくく、でも入手困難というほどでもないので手に入れることができる、そんなプチレアな『フロムザバレル』は、プレゼントにも最適です。(ウイスキーに詳しくない人は知らない名前なんだけど、コスパが良いのでウイスキー好きには人気のボトルなんです。)
味はもちろん、その他のたーくさんの魅力が伝わるようにと思って書いたこのブログ、思いがつまり過ぎてちょっと長いかもしれませんが最後まで読んでくれると嬉しいです♡
ウィスキーの、ものすごく簡単な説明
そんな初心者にもわかりやすいように、ものすごく簡単にウイスキーの基本情報から紹介。基本情報を知らなくてもウイスキーをおいしく飲めるけれど、知っていると少しだけ楽しく飲めるようになります!
※なお、ものすごく正確に詳しく書くと、簡単&分かりやすい説明が出来ないので、正確には違うということも、一般的なざっくりした内容の簡易版ウイスキー紹介をします。そしてまだまだ初心者目線なので大きな間違いはこっそりコメントか問合せフォームからお知らせいただけると助かります。
【ウイスキーの材料】
材料は、大麦やとうもろこしなどの”穀物”です。
ウイスキー(英: whisky、愛/米: whiskey)は、蒸留酒の一つで、大麦、ライ麦、トウモロコシなどの穀物を麦芽の酵素で糖化し、これを発酵させ蒸留したものである。
(Wikipediaより)
- 大麦を原料にして作られたウィスキー ▶“モルト”ウィスキー
- とうもろこしやその他の穀類を原料に作られたウィスキー ▶“グレーン”ウィスキー
【ウイスキーの種類】
ウイスキーを飲むときに必ず出会う言葉=ウイスキーの種類をざっくり紹介します!
- ひとつの蒸留所で作られた原酒(モルト&グレーンウィスキー)だけで作られたウィスキー ▶シングルウィスキー
- ひとつの蒸留所で作られたモルトウィスキー原酒だけで作られたウィスキー ▶シングルモルトウィスキー
- いくつかの蒸留所で作られた原酒を混ぜて(ブレンドして)作られたウィスキー ▶ブレンデッドウィスキー
”原酒”とは、ウィスキーの調合をするための”素材”の段階のウィスキー。
”素材”の組み合わせかた&配分で、出来上がって製品になるウィスキーの味が決まります。
良く耳にする有名な銘柄を上記のジャンル分けで分類すると・・・
◎サントリー◎
- 山崎 ▶サントリーの山崎蒸留所で作られた原酒だけで作られてシングルモルトウィスキー
- 白州 ▶サントリーの白州蒸留所で作られた原酒だけで作られたシングルウィスキー
- 知多 ▶サントリーの知多蒸留所で作られた原酒だけで作られたシングルウィスキー
- 響 ▶サントリーの、各蒸留所で作られたウィスキー原酒を飲みやすくバランスよく調合さして作られたブレンデッドウィスキー
◎ニッカウイスキー◎
- 余市 ▶ニッカの余市蒸留所で作られた原酒だけで作られたシングルウィスキー
- 宮城峡 ▶ニッカの宮城峡蒸留所で作られた原料だけで作られたシングルウィスキー
- ブラックニッカ ▶ニッカの各蒸留所で作られたウィスキー原酒を調合して作られたブレンデッドウィスキー
- フロムザバレル ▶ニッカの各蒸溜所で作られたモルトウイスキーとグレーンウイスキーを調合して作られたタブレンデッドウイスキー
多くの日本のウィスキーの蒸留所の名前(地名)が入っているウィスキーは、蒸留所ひとつだけの原酒で作られたシングルウィスキーです。
※正確にいうと、蒸溜所によっては別のメーカーの蒸溜所で作られたウイスキー原酒を仕入れて、自社の『蒸溜所』という名の『工場』でブレンドして、”蒸溜所名をつけて販売”しているウイスキーもあるので、蒸溜所の名前がついているからシングルモルトウイスキーという定義はあてはまりません。
ものすごく大雑把にいうと、ひとつの蒸留所のものしか原材料に使っていないということは、その蒸留所の個性が出ているシングルモルトウィスキーのほうが、調合されたブレンデッドウィスキーよりも個性的な、インパクトがあることが多いかとおもいます。
もちろん、テーマを決めて個性が出るように調合さるたブレンデッドウィスキーもあるので、あくまで多いというイメージ。
【ボトルに書いてる年(数字)について】
ワインの場合、作られた年がラベル(エチケット)に書いてあります。
ウィスキーの場合は、基本的に作られた年ではなく熟成期間が書かれています。熟成年数が長いほど、味や香り、色が凝縮されていきます。そしてもちろん熟成年数が長いものが希少価値があります。
ウィスキーは、樽で寝かせられて熟成されていきます。ワインも樽に入れられて熟成しますが、ウィスキーと違ってウィスキーボトルに書いてある年は、ブレンドする原酒の最低熟成年数です。
18とあれば、一番熟成年数が少ないもので18年&他は18年以上熟成された原酒のみを使っているという意味。
年が書かれていないウィスキーは、ノンエイジNAといいます。熟成されていないウイスキー原酒しか使っていないという意味ではなく、最低熟成年数を書かないことにより、調合するタイミングでて手にはいる良い原酒を使って、銘柄の味を長く一定にして提供(販売)しつづけることが出来るために熟成年数の制約を設けていないウイスキーです。
最近では、サントリーの響17年と白州12年の休売が発表され話題になっていましたね。
○ウィスキーの飲み方の種類
- ストレート そのまま、ストレートで飲む飲み方
- ロック 氷だけを入れた飲み方
- 水割り 氷と水でウィスキーを割って飲む飲み方
- ハイボール 氷と炭酸でウィスキーを割って飲む飲み方
- ミスト たくさんの細かく砕いた氷にウィスキーを入れて飲む飲み方
〇ウィスキー五大産地
ウイスキーは、世界中で作られていますが、5大生産国といわれている産地があります。
- スコットランド(スコッチウィスキー)
- アイルランド(アイリッシュウィスキー)
- アメリカ(アメリカンウイスキー)
- カナダ(カナディアンウィスキー)
- 日本(ジャパニーズウィスキー)
実は日本はウィスキー大国なんです!
意外じゃないですか?私は意外でした。
そんな意外とウイスキー大国の日本の蒸溜所の、『山崎蒸溜所』&『宮城峡蒸溜所』の魅力を知りたいあなたは、こちらもどうぞ♪
ウィスキー基本情報をふまえての、『フロムザバレル』の魅力解説!
『フロム・ザ・バレル(from the barrel)』は、モルトとグレーンをブレンドした、日本で作られた、“ジャパニーズブレンデットウイスキー”。
アルコール度数51.4℃。
一般的なウィスキーは、40〜45℃なので、すこし度数の高いタイプになります。
『フロム・ザ・バレル』は、熟成を経たモルト原酒とグレーン原酒をブレンド後、さらにもう一度樽詰めし、数ヶ月ほど再貯蔵。この再貯蔵は「マリッジ(結婚)」と呼ばれ、まさにこの間、個性の違うウイスキーは結婚したかのように深く馴染み合い、調和の取れた美味しさが生まれます。
再貯蔵された多くのウイスキーは、瓶詰め前に割り水によってアルコール分・40~45%程度に調整されますが、『フロム・ザ・バレル』は、割り水を最小限に留め、アルコール分「51%」に設定。骨太な飲みごたえとともに、再貯蔵(マリッジ)で生まれた濃厚にして繊細な香りと味わいのハーモニーをお届けしています。
(ニッカウヰスキー公式HPより)
①どんな飲み方でもおいしく味わえる!
飲み方は、もちろん自分の好みでOKです。
と言われても悩みますよね!
個人的な一番のおすすめは、ストレート!
なぜなら『フロム・ザ・バレル』の、カラメル感&香りを楽しむならストレートが一番わかりやすいからです。
51%のアルコールをストレートで飲むと、もちろん度数が高いので危険かと思うかもしれないけれど、ストレートでの楽しみかたは、グイグイではなくチビチビで飲みましょう♪
最初は”飲む”というより”なめる”感覚で楽しむと、味も香りも楽しむことが出来るはずです。
香りを楽しみ、チビチビ、つまりゆっくりじっくり味わいつつ、チェイサー(お口直し)としてのお水や炭酸水と楽しみます!
ワインのアルコール度数13-14%、ビール4%なので、いかにウィスキーのアルコール度数が高いかわかりますよね!
くれぐれもチビチビで楽しみましょう❤
さすがにストレートはちょっと・・・という人は、ロックもおすすめです!
家飲みでウィスキーをロックで飲む場合、必ず氷はちゃんとおいしいものでお願いします(。-人-。)
コンビニで普通に買える氷でもちろんOK!
これだけで、お酒のおいしさがびっくりするほどかわります。せっかくの美味しいウイスキーをちゃんとおいしく飲むコツです♡
ウィスキーによっては水で割ったりソーダで割って飲むと、薄まることによってそのウィスキーの個性やおいしさがわからなくなるタイプもあります。
『フロム・ザ・バレル』は炭酸で割ってのハイボールでもちゃんとおいしく楽しめます!アルコール度数が高めなのと、濃厚な味と香りのウイスキーだからこそ、炭酸で割ってもしっかり味と香りが残るからおいしいまんま!
ひとつのお酒で、こんなにも飲み方を自分好みで選べるお酒はウイスキーの他にありません。そんなところもウイスキーの大きな魅力なんです!
ひとつのボトルを、家飲みでいろいろな飲み方を試して、自分好みの飲み方を見つける&そのときの気分で変える、なんてことも自由自在!
いろいろなものをちょっとずつ試したい、そんなわがまま女子にもぴったり!
②おしゃれなウイスキーらしからぬボトル!デザインした佐藤卓さんとは??
『フロム・ザ・バレル』のボトルは、グラフィックデザイナーの佐藤卓さんのデザインです。
”明治おいしい牛乳”や”ロッテキシリトールガム”、”カルピス”など、誰もが知っている商品をたくさんデザインしています。HPを見たら、たくさんの見たことがあるデザインばかり!
▶佐藤卓さんの会社『TSDO』公式HP
株式会社電通を経て1984年、佐藤卓デザイン事務所設立。
ウイスキーメーカーの広告の現場で、自分が飲みたいウイスキーが1本もないことに気付き、問題は広告ではなく商品開発そのものだと思い、自主プレゼンテーションをする。その決定を待たずに電通を3年と少しで退社。辞める間際に、商品化が決定し、退社後初の仕事として「ニッカ・ピュアモルト」の商品開発、例えば中身、値段、ネーミング、パッケージデザインなどすべての行程に携わる。このウイスキーが1984年に発売され、その後の仕事に繋がっていき現在に至る。
(TSDO HPの佐藤卓プロフィールより)
そう思った自分の感性が素敵だった!のではなく、デザイナーの佐藤卓さんの想いが詰まったデザインのウイスキーボトルに、魅せられるべくしてみせられたんだなぁと、このHPの説明を見て気付きました。
ボトルが他のウイスキーボトルとは全然違うテイストのボトルだということは、作られたストーリーを読んで納得!
佐藤卓さんの著書「クジラは潮を吹いていた。」で、ボトルデザインのコンセプトは、ウイスキーの「小さな塊」。と書いています。
個性的な四角いボトルデザインの開発は、グラフィックデザイナーの佐藤 卓氏。
氏の著書「クジラは潮を吹いていた。」では
「強くて濃いウイスキーが、どのようなボトルであるべきか。私は「小さな塊」にしたいと思った。濃いものは少ない量のほうが美味しそうである。・・(中略)・・味の濃いものは少ない量。つまり、小さな塊という隠喩に則ってこのような首の短い四角いボトルをデザインした。四角いボトルは同量の円柱ボトルとくらべ、正面から見て小さくなる。」と語られています。
(ニッカウヰスキーHPより)
うんちくは置いておくとしても、この”ウイスキーなのにおしゃれなボトル”というところが、女性にも買いやすいおすすめポイントです!お部屋にあっても違和感ゼロ。
ボトルがかわいいという、他のウイスキーにない魅力がある『フロムザバレル』。
ウイスキーを飲み終わった後に、ウイスキー以外のものを入れて楽しむこともできます♪
コーヒー豆を入れてみたり、
ナッツを入れてみたり!
ボトルがかわいいからか、飲み終わった後の空ボトルを捨てずに花瓶や他のものを入れる瓶として使っている人が多い。それぐらい、素敵な、インテリアにもなるおしゃれなウイスキーボトル♪
Instagramで #フロムザバレル を検索すると、おしゃれな写真がいっぱい。むしろおしゃれすぎる写真ばかり。
写真好きやインテリアにこだわりが多い人が愛飲しているからか、写真がおしゃれなんです♪撮りたくなる気持ちもわかります。
ぜひ飲みながら、Instaの画像検索して楽しんでみてください♪
唯一の、この『フロム・ザ・バレル』のおしゃれボトルの欠点。
それは一般的なボトルと異なるフォルムによる注ぎにくさです。ネック(注ぎ口)が極端に短くなっているので、どうがんばっても飲み始めの、ウイスキーが満タンの状態の時は注ぐたびにすこしだけこぼれてしまいます(笑)。
その不便さをふまえても、飲む価値&買う価値があるウイスキーで間違いありません!
③コスパ最強!人気で少しだけ入手困難かも!
『フロムザバレル』の値段は、2000〜2500円ぐらい。
もっと安いウイスキーも、もっと高いウイスキーも、もちろんあります。
ウイスキーブームの近年、コンビニでもたくさんのウイスキーが売っています。特にコンビニやスーパーで買えるウイスキーは手に入れやすい値段(500〜1500円程度)のリーズナブルなものも多く売っています。
私はたまたま初めて買ったウイスキーが『フロムザバレル』500mlで約2300円でした。ショッピングモールに入っているリカーショップ”YAMAYA(やまや)”で買ったあと、しばらく他のリカーショップやスーパー、百貨店のどこに行っても出会えなかったので、他のリーズナブルなウイスキーをいくつか試してみたところ、『フロムザバレル』で感じたおいしさを感じることが出来ませんでした。
もちろん好みが関係していると思うけれど、その後こんどはスーパーのライフ(LIFE)のお酒コーナーで出会い、もう1度『フロムザバレル』を買って久しぶりに飲んだ時に、本当にやっぱりおいしい!!と思い、その後しばらく見つけるたびに買いだめをして、日々フロムザバレルばかりを飲んでいました。
前置きが長くなりましたが、他のリーズナブルなウイスキーよりもちょっとだけ値段が高くても、そのちょっとの値段差以上のおいしさがあって、ちゃんと満足出来るウイスキーが、この『フロムザバレル』。
どこにでも売っているわけではないけれど、リカーショップやスーパーでもタイミングさえ合えば買える、ちょっとだけレアなウイスキーなので、見つけた時には数本買ってストックしておくのがおすすめです!
見つからない場合は、ネットで買ってしまうのもあり◎(ネットって本当に何でも買えてしまう…。)
\amazonなら送料込でこの価格/
まとめ
『フロム・ザ・バレル(from the barrel)』は、香りもおいしくて味も甘さのある女性向け&初心者向けの、本当においしいウイスキーです。
家飲み用の、特にワイン好きのウイスキー初心者の女性に、絶対的におすすめの一本。味も香りも見た目(ボトル)もコスパも、すべてがそろっています!
私:ウイスキー初心者でワインが大好きな一人暮らし30代女子が完全に見た目だけでジャケ買いをして、それなのにウイスキーにハマるきっかけになったのが、この『フロム・ザ・バレル』。
このウイスキーを最初の一本として買っていなかったら、ウイスキーにここまでハマらなかったかも?と思ってるぐらいの、今となっては大好きなボトルです♡
ウイスキーを初めて買うなら、最初の一本は『フロム・ザ・バレル』で間違いないので、安心して買って飲んで飾って、そして”ウイスキー沼”へお起し下さい♡♡♡